やっぱり与那国島のダイビングは面白かった!ハンマーに会いたい

2020年3月21日 取材

与那国島のダイビングは冬がアツい!!

沖縄県のダイビングというと気温も高く透明度も高い夏がベストシーズンで冬はオフシーズンというイメージの方が多いかもれません。

しかし与那国島のダイビングだけは、水温が下がる12月〜3月までの冬がベストシーズンなんです!!

冬になると与那国島はハンマーヘッドシャークの大群がやってきて、ダイバーを魅了します!

最盛期の1〜2月の連休は1年前に予約しないと埋まってしまうほどの人気だそうです。

しげ

ちょっとシーズンはずれてしまいましたが、ハンマー狙いで潜ってきた与那国の海をレポートします!!

ちなみに海底遺跡も海況的に冬の方が安定しやすく行ける確率が高くなります。

与那国島のダイビングはハードルの高そうな雰囲気がありますが、実際に行ってみると初めて与那国で潜る方や経験本数100本以下の方もいました。

もちろんハンマーオンリーの常連さんのチームもありましたが、船を分けて海底遺跡や普通のポイントに行くチームもあって、思ったより自分のペースで楽しめる環境でした。

こんな人におすすめ!
  • 与那国島に初めてダイビングに行く方
  • 冬の時期のダイビングスポットを探している方
  • アドレナリンの出るダイビングをしたい方
  • 海底遺跡に興味ある方

ダイビングは夏だけだと思っていると本当にもったいないですよ!

寒さもぶっ飛ぶアツいダイビングを与那国島で経験しましょう!

与那国島のダイビングの魅力

やっぱり与那国島のダイビングの魅力と言ったらハンマーヘッドシャークの群れ!!

日本最西端にある与那国島は黒潮の影響をより濃く受け透明度は日本屈指レベルでとにかく海が青い。

この青い海で見るハンマーは格別です!

日本でハンマーの群れが狙って見られるのは南伊豆の神子元島と与那国島くらいでしょう。
伊豆大島も早朝ダイビングで狙えますがやはり確率で言えばこの2ヶ所。

神子元島こそ地形は複雑で面白いし伊豆ならではの魚影が濃くて面白いのですが、透明度は与那国島には敵わないですよね!

そしてこのブルーウォーターの中層を流しながらドリフトダイビングをするのも与那国の特徴です。

ちなみに
夏は神子元でハンマーを追って冬は与那国でハンマーを追う。
そんなハンマー狂ともいえるダイバーもいるんだとか!

しげ

ハンマーにハマる気持ちは正直すごいわかる……
僕も神子元でハマって与那国まで来てしまったのだから。

与那国島ではエントリーすると透明度30mオーバーの海なハズなんですが、水深を10…20mと下げていっても全然底が見えない。

ホントに水深80mとか90mのブルーウォーターからダイビングを始めるんです。

360°青の世界って意外と経験しないから、これだけ潜っている僕でも少しドキドキする!

与那国では流れに乗って1ダイブ1キロメートルくらい流されていくのですが、正直周りは青の世界しかないので自分が流されている速度がわからない。

地面など比較できたものが見えてきた瞬間に流れの速さに驚くんです。

こんな感じで中層を流しているとガイドの”カンカン”とタンクの叩く合図が!

すると、こういう単体のハンマーの時もあれば、

こんな大きな群れに当たることも!!!

ちなみにハンマーをホントに近くで見たいならハンマーが見えた瞬間に絶対にハンマーに突っ込んではいけません!

というのも実はハンマーは進んでいることよりも、ほぼ流れに向かって泳いでいるだけで止まっていることが多いんです。

だからハンマーの方に泳いでいくよりも、大回りしてハンマーよりも更に流れの上に泳いでいけば、流れにのって自動的にハンマーに近づけるんですね!

基本的にはガイドの方が指差す方向に進んでいくのが1番いいです!

あとはハンマーを上から見下ろすことができるのも与那国らしいかもしれません!

与那国のハンマーはとにかく深い。

水深40〜60mラインにいることも多く、いるのは見えるのに近寄れない……

なんてこともあったりします。

この写真も水底60mくらいのところで50mくらいにいるハンマーを撮った写真になります。

深度管理と中性浮力は与那国のダイビングでは大事ですね!

春から夏にかけてがメインですがバラクーダの群れもすごい!!

国内でこの量のバラクーダが見れるって信じられます…?

エキジットあとに「バラクーダやばいっすね!日本でこんな群れが見れるなんて信じられない!」という話をしたら、他のゲストから「えっ、これ夏の半分くらいだよ。」と言われてしまった!

しかも写真を見せてもらうとホントにバラクーダがトルネードしていたりと次元が違いすぎました。

正直ハンマーよりもこのバラクーダを撮りに夏の与那国にダイビングしにきたいと思いました。

他にも根回りでは通年イソマグロが狙えたり、

ツムブリが大量にいたりと魚影が本当にすごい!

夏の時期はこの根回りだけで1ダイブ楽しむらしい。

与那国のダイビングってハンマーだけのイメージがありましたが、ハンマーの印象が強すぎるだけで全然普通に大物いるんですね。

時にはイルカやクジラ、マンタ、ジンベエ、カジキなど大体憧れの大物は出たことあるそうです。

与那国島のダイビングスタイル

今回は与那国島で1番古く30年以上の老舗・与那国ダイビングサービスさんにお世話になりました!

与那国ダイビングサービスさんは西崎という与那国最西端の岬でハンマーの出るポイントに近い港に船もショップもあるため、毎ダイビング毎に戻ってきてシャワーを浴びて、のんびりできるので最高でした。

しかもシャワー室には大きなお風呂が着いていて毎ダイブ後入れるし、器材干場などもめちゃくちゃ大きく感動するレベルでした。

またダイビングサービスの隣によしまる荘という民宿も合わせて運営しているので宿も近いし、食事やログ付け飲み会も近くて本当に快適。

さて与那国のダイビングといえば西崎と言っても過言ではないくらいの有名ポイント!

ハンマー狙いのダイビングではすべてこのポイントに潜ると言っても過言ではないです。(ホントにここしか潜らない人も多い。)

西崎までは港からボートで5〜10分と非常に近い。

そのため毎ダイブ港に戻ってきてシャワーを浴びます。

スケジュール的には9時、13時、15時半の3本になるので毎回水着から着替えて過ごしてもだいぶ余裕あります。

ブリーフィング、器材セッティングは出港前に行います。
そして出港して潮を見てエントリー箇所を決めていきます。

流れによっては1キロ以上流したりするので西崎は非常に広いポイントなんです。

器材を背負って準備ができたら、船の後方に並んでジャイアントでエントリー!

与那国ではエントリーしたら水面集合ではなく水中集合なので水深10mくらいで集合します。

深く行き過ぎたり耳抜きし忘れないように注意してくださいね!

水中集合したらガイドのOKサインとともにダイビングスタートです!

与那国ではフロートドリフトダイビングといってガイドとは別にアシスタントがフロートを持って船の目印となりながら潜ります。

なので必ずチームに2人以上スタッフがいるので安心ですね!

ちなみに冬の与那国は最低水温は22℃ですが、やっぱりウエットスーツがおすすめです。

ブルーウォーターでのダイビングになるので深度の変化が気づかないうちに大きくなるし、気付かないうちにゆるいアップとかダウンカレントに入っていることもあります。暗然を考えてもウエットのほうが良いかなと思います。

ダイブタイムも35分と短くポイントも近く、すぐにお風呂にも入れるので意外とウエットでも我慢できますよ!

1度は潜るべき!【海底遺跡】

やっぱり初めて与那国島に来たらなら1度はダイビングしておきたいのが海底遺跡です!

本当に遺跡かどうかは未だ解明されていないようですが、潜った感想としてはホントにこれが自然に出来たものだとするなら直線が多すぎるしきちんと整列してる感じが不思議でたまらないです。

実際に潜った流れの通り紹介していきます!

まずはエントリーしたら城門という遺跡に入るための入り口のような場所を通ります。

このダイバーたちが向かっている場所に入り口があるのですがひと一人やっと通れるくらいの穴が空いています。

すごく小さいんだけど左右にまるで、岩を切って積んだような跡があるから城門と呼ばれるらしい。

確かに写真でもわかるけど左側の岩の切り口と積み方はキチンとしすぎてますよね。

ここをくぐると……

こんなダイナミックな光景が!!

この日はうねりのあるギリギリの海況での出港だったので水面はうねうね。

逆にそのうねりで起きる波が荒々しく神々しい光景を作ってくれました。

ここの見どころは2枚岩という端正に切りそろえられたような2枚の岩です。

やっぱりこれは自然に作られたとは考えづらくないですか…?

すごい変わった地形。

いろんなポイント潜ってきたけど、こんな地形は今まで見たことがなかったです。

ここっからはメインテラス!
みなさんも1度は見たことあるでしょう海底遺跡らしいエリアに向かいますよ!

ここです!!

ただし流れ速すぎて一瞬でぶっ飛ばされた…!

遠くにダイバーがいるのですが大きさ伝わりますか?

想像以上にめちゃめちゃ大きくてびっくり!

よくこのメインテラスに座って撮っている写真を見ますが普段は流れているので運良く流れてないときしかとれないらしい。

テラスを過ぎ去ると流れが収まるので、ずっと流れが強いわけではないので安心して下さい。

このあとは亀岩という両手を広げたカメに見えるからこの名前が付いたというポイント!

カメに見えるかというと微妙なところですけど、このシンメトリーな感じはすごい不思議。

自然界でこんなに左右対称になることってないですもんね。

まだまだ続いて、今度は迷路のような複雑な地形のところを通り抜けると

拝所という円柱状に岩が削られた場所に出ます。

ここも不思議な雰囲気があって面白いのですが写真という平面に落とし込むのは難しかった。

ここまでで約ダイブタイムも35分と1ダイブで回れる範囲ですね。

海底遺跡はずっと何か見どころがあって本当に退屈しない良いポイントでした!

次から次へと忙しい。

最後、安全停止をしている時に……

亀岩ならぬ本物のカメが出ました!

優雅に沖に向かって泳いでいってしまったけど、このポイントで唯一見た生き物がカメだったかも。

あんまり、生物はいませんでした。

実際の滞在は10ダイブ中8ダイブ、ハンマーに遭遇!

与那国島滞在中のハンマー遭遇率は10ダイブ中8回だたったので80%!!

200匹クラスの大きな群れこそ見れませんでしたが遭遇率としてはなかなか良かったんじゃないでしょうか…?_

シーズン終わりかけでもこれだけ見れるんだからベストシーズンはどれだけ見れんだろう…!

次は1〜2月に行こうと思う!

ハンマー戦績

1本目:単体2回遭遇だけど深すぎて写真は撮れず
2本目:20匹くらいの群れと2度遭遇!当たり!
3本目:水深20mくらいに15匹くらい群れ!イソマグロも!

4本目:深場にハンマーちょろっと。
5本目:50日くらいの群れ!全員近くで見れる良いダイブ!
6本目:ノーハンマーでもバラクーダ大群!

7本目:ノーハンマーノーフィシュ。本当に何もいなかった、
8本目:深60mに1匹のみ。一応見れたレベル。
9本目:海底遺跡なのでカウントには入れず。

10本目:単体ハンマーがとにかく近くに!
11本目:安全停止中に正面から20匹クラスの群れ!感動する距離!

まあ戦績としてはこんな感じです。

もちろんシーズンだから必ず見れると言うわけではありませんし、今回あったゲストの方の中には4日間潜って0匹なんてこともあったらしいです。

潮回りなんかも特に関係ないそうで、こればっかりは運次第、ぜひみなさんもギャンブルしに行ってみて下さい!

与那国島 行き方

まず与那国島がどこにあるか確認しておきましょう。

与那国島は日本の最西端で石垣島や西表島と同じ緯度でさらに西といった場所です。

ほとんど台湾の方が近いですね!

沖縄本島からだと実はかなり離れてる。

こんな与那国島に行く方法は那覇から1日1便出ているJTA便に乗るか石垣島からの1日3便のJTA便に乗るか、石垣島からのフェリーに乗るかです。

恐らくダイビングをする方でフェリーで移動する人はほとんどいないと思いますので、飛行機での移動について紹介しますね!

那覇便

往路:7時10分発→8時35分与那国空港着

復路:11時25分発→12時45分那覇空港着

ちなみにこの朝が早い那覇便だと到着日も2ダイブできてしまうので、かなりスケジュール的にもお得です!

例えば前日の仕事終わりに深夜便で那覇入(しかも深夜はANAとかでも安い)、そして朝発の飛行機に乗って2ダイブみたいにできちゃうんです!

ただ難点は値段がちょっと高いところ。
早割で取っても19000円台です。

石垣便

往路:10時05分発→10時40分与那国着
     12時30分発→13時05分与那国着
         17時35分発→18時10分与那国着

復路:09時05分発→09時35分石垣島着
   13時35分発→14時05分石垣島着
   18時40分発→19時10分石垣島着

石垣島からの便は1日の本数が多いので融通が効きやすく良いですね!

羽田発石垣島の朝1番早い便を取れば1本目の10時5分石垣発の便に乗ることもできます。
そうすると到着日は午後から1ダイブ、もしくは2ダイブできる可能性があります。

1本1本港に戻ってくることができる与那国ダイビングサービスならではの良さですね!

石垣便は往復割で片道7550円と値段もお手頃なので1番オススメの行き方です。

まとめ

ここまで与那国島のダイビングをまとめてきましたが、やっぱり桁違いにダイナミックな海でした!

大物好きの人が通いたくなる意味がわかりました。

与那国島のハンマーはとにかく大きく大迫力、そしてブルーウォーターのダイビングは大自然の中にいる感覚を味わえます。

そして与那国ダイビングサービスさんのダイビングへの流れが快適すぎて、予想外にまったりする時間や窒素を抜く時間などがあって与那国のダイビングのイメージが変わりました!

ぜひ皆さんも行ってみて下さい!

神子元のダイビング

まだ神子元でダイビングしたことないすべての人に届けたい記事!

2019年10月2日

もし夏のシーズンにハンマーを見たいという方は神子元島もオススメです!
東京から日帰りで行けて当たれば与那国レベルの量のハンマーが見れることも!!!

粟国島のダイビングは最強の大物天国!一生忘れられない感動を

2019年7月3日

大物好きの方はぜひ粟国島もオススメです!
与那国のシーズンが終わった4月くらいからベストシーズンを迎えギンガメやロウニンアジ、イソマグロの群を見ることができます!

2 件のコメント

  • ハンマーの群れに出会えて、良かったですね!
    日本の最西端での初ダイブ、初日から満喫している様子、羨ましい限りです!
    Dr.コトーの撮影地にもなった島
    人情味にも富んでいます
    特に与那国ダイビングサービスは、オーナー一家もスタッフの皆さんも親しみ易い人ばかり
    八郎さん、神奈川出身の女将さん、ベテランスタッフの直美さん、大木さん達、お世話になった方ばかり
    久しくご無沙汰していますが、お元気な様子で何よりです!
    ダイナミックな海を大いに楽しんでくださいね!
    ブログ、楽しみにしています!

    • コメントありがとうございます!
      与那国島の海は本当に日本とは思えないほど壮大で驚かされるばかりです!
      本当にすごい!!
      スタッフの皆様も暖かく本当に楽しめました。
      また潜りたいという海です。これからも通っていこうと思います。

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