ザトウクジラと泳ぎたくて!奄美大島でホエールスイムに挑戦するも……

奄美ザトウクジラ

ザトウクジラと泳ぎたい。」

そんな僕らの夢を叶えてくれるのが奄美大島のホエールスイムです!

そう。奄美大島では船の上からザトウクジラを見るだけでなく一緒に水中に入って泳ぐことができるんです!!

しげ

水中で見るザトウクジラは本当に神々しく、自然の偉大さを痛感する忘れられない経験になります!

もちろん参加資格にはCカード(ダイビングライセンス)の保持者など制限はありますが、特別なスキルがなくてもホエールスイムを楽しむことはできるんです!

というのも基本的にはクジラが通るのを水面で待ち伏せして見ることになります。

船からエントリーしたら、あまり追わずに自分の下をクジラが通るのを見るようなスタイルになります。

なので、特別に深く潜れるスキルや水泳選手のような泳力は必要ありません。(もちろん泳がないと見れないことがありますが…)

今回はシーズン終わりかけの3月末の厳しい時期でしたが、弾丸2泊3日のスケジュールで奄美大島行ってきましたのでレポートしていきます!!

奄美大島にやってくるザトウクジラ

奄美大島で見れるザトウクジラ

奄美大島には毎年12月頃になると、遠くロシアなど北の海からザトウクジラがやってきます。

ザトウクジラの個体数が多いピークは1月後半〜2月のようで3月後半になると北上して泳いでいくクジラが多く4月になると、ほとんどいなくなるそうです。

ザトウクジラは1年をかけて北太平洋を広く回遊します。

夏の時期はロシアや北極圏のオキアミなどのエサが豊富なエリアで食事をします。

そして冬の時期になると日本では奄美大島や沖縄、小笠原諸島などに子育て、出産、繁殖のためにやってくると言われています。

なので奄美大島で見れるザトウクジラはオスとメスのペアだったり、また親子クジラ、そして親子クジラに寄り添うようにオスクジラが泳ぐエスコートといった行動などが見られます!

ちなみに親クジラはこの日本に回遊に来ている冬の時期は一切食事をしないと言われます。

どうして水中にいるザトウクジラを探すことができるの…?

と疑問が出てくるかもしれませんが、安心してください。

ザトウクジラも僕らと同じ哺乳類、水中では呼吸できません。

なので水面に上がってきて呼吸をします。その行動をブローというのですが、ブローを探します。

ブローは結構遠くからでも確認でき1〜2キロ先でも見えるという。

泳いでいるときであれば5分〜20分くらいの感覚で呼吸をし、静止している個体では長いと40分以上浮上してこないこともあるんだとか。

親子クジラだと子どもが長く呼吸が続かないため比較的ブローの感覚が短く、発見しやすいそうです。

ブロー以外のザトウクジラの行動

他にもブリーチといったジャンプやフルークアップといって潜る前に尻尾を上げる行動など、ザトウクジラは様々なアクションを見せてくれます。

ホエールスイムやウォッチングに参加される方は船に乗る前にスタッフの方がクジラの行動など簡単に教えてくれるし、聞けば色々答えてくれると思います。

ぜひ知ってからみると面白いですよ。

奄美ザトウクジラ

写真はヘッドスラップといって体の1/3くらいを水面に出して顔を叩きつけて水しぶきをあげる行動!

まだザトウクジラのこういった行動の理由はわかってはいませんが、威嚇や他のクジラとのコミュニケーションなのではないかと言われているそうです。

時には、まるで小クジラにやり方を教えるように一緒にジャンプしたりヒレを振ったりする行動をしてたり、本当に可愛らしいんです。

奄美大島へはピーチで格安で行ける

ピーチの飛行機

奄美大島へはLCCのピーチエアラインで成田や関空からの直行便が出ています。

今回は僕も成田発のピーチに乗って奄美大島へやってきました。

ピーチに限らずLCCは時折プロモーションセールをやっているのでそのタイミングを利用すると、かなり安い値段で行くことが出来ます。

僕は昨年末に行われたセールで予約をして往復1万円以下でチケットを手に入れました。

ただLCCに乗る際に注意しておきたいのが格安プランだと預け荷物が付いていないこと、手荷物が7キロまでと厳しく制限されていることです。
事前にホテルまで送ることが出来れば預けるよりも安いことが多く、送っちゃったほうが楽ですしオススメです。

ピーチ以外にはJALから羽田発で直行便が出ています。
また鹿児島ー奄美大島の路線は1日の便数も多いので鹿児島経由で行くのもオススメですね!

他には時間がある方はフェリーを利用していく方法もあります。
鹿児島から出て鹿児島の離島をめぐりながら那覇まで行く航路もありますので、時間に余裕のある方、複数の島を回りたい方にはいいと思います。

ちなみに詳しい行き方はこのトリッパーさんという旅ブログに詳しくまとまっていたので参考になると思います。

奄美大島までのアクセス・行き方徹底比較|トリッパー

奄美ホエールスイム1日目

それでは、ここからは実際にホエールスイムに行ってきた様子をレポートしていきます!

今回お世話になったのは奄美大島の中心、名瀬にあるマリンスポーツ奄美さんです。

ホエールスイムやホエールウォッチングを開催していてどちらも午前午後の半日コース3時間から参加可能です。

値段は半日でウォッチングが6000円、スイムが12000円でした。
(スイムは1日乗る場合は午前午後合わせて20000円)

半日コースは気軽に参加したい方には超おすすめですが……

僕みたいにガッツリクジラの撮影をしたいと思っている方なら人数を集めてチャーターをしてしまうほうが良いかもしれません。

午前午後の移動時間がもったいないので!

とはいえ今回は急遽だったのでホエールウォッチングの方々とともに半日コース☓2回で参加!

僕が訪れた3月26日はもうシーズンも終わりかけでクジラがかなり減ってきてしまっている時期、会えるかドキドキしながら船に乗ります。

今回は南風がめちゃくちゃ強かったので町から近い名瀬長浜港からの出港でした。

船の出港する場所は風の状態によって変わるらしく前日に決まることも多いそうです。
そのためレンタカーを予約しておくか、送迎のサービスを早めに申し込んでおくのが良いでしょう。

ちなみに結果は……

どれだけ船を移動させて探そうとザトウクジラが見つからない。

本当にいない。

途中、マダライルカが出て船内は一瞬わきましたが……

やっぱりクジラが見たい!

船長の才さんの話によると沖側に出るとマダライルカや、時にはマッコウクジラが出たりすることもあるそうです。

うーーん。惨敗。
結局1匹も見れずに港に帰ってきました。

どうやら他の船では見れていたが奄美の南部の方で、遠すぎて簡単には行けない距離でした。

気を取り直して午後便に

と思いましたが、やっぱり午後便もいない。

もう完全に今日は完敗ムード漂う中、最後の最後に才さんのスマホに連絡が!

なんと名瀬の港周辺の浜からザトウクジラが見えるという。

これなら帰り際見れるかもしれないと猛ダッシュで港付近へ!

いました!!ザトウクジラ!

最後の最後になんとか見れた!

でも着いたタイミングでフルークアップして潜ってしまい、また上がってくるまで15分くらい待ちの時間。

でもやっぱクジラがいるだけで待ちの時間も気持ちが違う。

潜れるかどうかはわからないけど、時間的にもこのクジラがラストチャンスだからと一応ウエットスーツを着て待機。

ウエットスーツはクジラが出てから

マリンスポーツ奄美さんではクジラを発見してから泳げるクジラかどうか見極めてからのスイムになるので普段は私服でクジラが出てから着替えます。結構風が冷たいので、下に水着を着て暖かい格好をしていくと良いと思います。

そしてこの格好で待つこと20分……

1回だけスイム出来ました!!

しかもめっちゃ浅いところで!

証拠写真レベルになってしまいましたが、一応2頭いるのわかります…?

このあと泳ぎ去ってしまって時間的にも余裕がなく、このペアだけ観察できて1回スイムをして全員見ることができて笑顔で港に戻ることができました。

正直、写真を撮りたいと思って来ている僕には物足りなさは残りますが……

初めて生でクジラを見た方々はすごい喜んでいて、本当に見れるとは思ってなかった!!
とかすごく感動されていた。

やっぱクジラはいいし、自然いいな〜ってこっちまで幸せな気分に包まれる。

なんだか物足りないけど、なんだか嬉しい良き1日となりました。

さて夜は残念?祝勝会を”鳥しん”で!

鶏飯という奄美大島の郷土料理の鳥茶漬け料理が美味しかった!

値段も高くなく店内も広く観光客でも入りやすい雰囲気でした。

ちなみに他にもオススメは”喜多八”という居酒屋さん。
料理はお任せ飲みでお酒もセット料金に含まれている。奄美の郷土料理や雰囲気を満喫できるし、味よしボリューム抜群の良いお店でした。

店内に値段が書いてないのがビックリしましたが僕はビール2杯とおまかせ料理腹いっぱいで4000円ピッタリでした。

大満足で明日に!

奄美ホエールスイム2日目

2日目も実際にはめちゃくちゃ苦戦しました……

やっぱりベストシーズンを狙って来るべきですね。

昨日と変わらず名瀬長浜港から出港し、ひたすら南下してロシア方面に帰るため北上してくるクジラを狙うというコース。

午前中は1時間半探して、そろそろ戻るかという最後に発見!!

しかし最後の最後に見つけたクジラがアクティブな子で、フルークアップとかテールスラップなどアクションを結構してくれる。

写真では見えづらいけどテールの裏側が真っ白。

1回潜ってしまったので、みんなで船の前に行って、これから観察するぞ!

というその時……

船の真横で大ジャンプ!!!

撮れなかった……

けど、この水しぶきやばくないですが、船の上まで飛んでくる勢いでした。

まだまだ集中力が足りないなーと反省していると、

その後、連続でヘッドスラップをしてくれました!

 

水面からニョキって出てきて…

そのまま前にかがむように

水面に落ちていく

そして水しぶき!!

おおーーー!ちゃんと次は逃さず撮りました!

一切トリミングせずこの近さで撮れたので結構近かったと思います。

他の方はiPhoneで動画撮れた〜〜なんて言っていました!

あ、ちなみに望遠レンズを持っていない方はiPhoneで動画を撮りっぱなしにして後で切り取る方法がオススメですよ!

初めての人には、なかなかクジラが飛んだりした瞬間にシャッター押すのは難しいですし、シャッターがきれるまでタイムラグがあるので動画のほうがいいです。

午前中はホエールスイムは出来なかったけど、船からクジラの大迫力のアクションを楽しめた!!

午後も少し遠いですが、午前中見れたこのテールの白いザトウクジラを探すしかなさそうですね。

午後は出港してから1時間20分船を走らせて、ほぼ同じところにやっぱりいました!

どうやら休んでいるようです。

1回潜ってしまうと40分くらい上がってこない。

しかも潮の流れに乗って流されていく。

これはスイムは難しいかもなと待機していると急にクジラが泳ぎだしました。

そのタイミングでチャンスとばかりに1度だけスイム!!

またも証拠写真……

よし次こそは!

と思っていたらオキゴンドウの群れが登場!

なんとザトウクジラにオキゴンドウが絡んでいました。

それが嫌なのかペランクルスラップというヒレを回転させて水面に叩きつける行動やブリーチをして、ものすごい速度で泳いでいきます。

これは危険だということでスイムは中止。

背びれだけですが、まさかのゴンドウイルカまで見れるとは!!

おわりに

奄美ザトウクジラ

今回の弾丸奄美大島ホエールスイム旅での教訓は…

やっぱり奄美大島でザトウクジラを見たい人、泳ぎたい人はベストシーズンの1月後半〜2月に行きたい!

またLCCも飛んでてホテルも多く町も栄えている奄美大島は1人でも安く楽しめるし、ダイビングと違ってホエールスイムなら短い期間でも楽しめる!

飛行機に乗る直前にスイムも出来ますからね!

ふらっと行くにも、初心者が気軽に楽しむにも最高です。

ただし、全力でクジラの写真を撮りたい人はホエールスイムを1日コースでやっているショップに申し込むか、チャーターツアーをやっているショップに申し込むなどがいいかもしれません。

誰か来年は一緒にザトウクジラと泳ぎ行きませんか…!?

今回お世話になったショップ
マリンスポーツ奄美さん

奄美大島ホエールウォッチング協会公式HP
https://amamiwhale.jimdofree.com/

奄美大島以外でもザトウクジラに会える海!!

ザトウクジラの子ども

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