茅ヶ崎の烏帽子岩でダイビング!こんな近くに面白い海があったなんて!

烏帽子岩の半水面写真

 

神奈川県茅ヶ崎市にある烏帽子岩でダイビングが出来る。

初めてこの話を聞いた時……

「まさか茅ヶ崎でダイビングなんて出来ないでしょう」と半信半疑でした。

どちらかというと茅ヶ崎はダイビングというよりかは、湘南と同じサーファーの町というイメージがあったからです。

 

今回ひょんなことから烏帽子岩でダイビングをしている方と知り合い……

潜ってみることになった。

結果は前日の雨により透明度は3〜4mの決して良いコンディションではなかった。

しかし!!

烏帽子岩のダイビングでしか味わえない独特の地形、その面白さの片鱗を垣間見るには十分でした。

今回は1日2ダイブ限りという取材と呼ぶには短過ぎるスケジュールでの発信。

烏帽子岩でのダイビングの魅力を十分に引き出すことは出来なかったかもしれない。

それでも僕は地元、神奈川県の海でこんなに楽しめることが嬉しかった。

茅ヶ崎の烏帽子岩でダイビング出来ることを。
またその水中風景を。

1人でも多くの人に知ってもらいたい。

そんな思いからブログにまとめさせて頂きます。

しげ

これからも烏帽子岩のダイビングは積極的に参加して行きたい!
もっと魅力を感じてみたいと思いました。

烏帽子岩とは!?

   

「そもそも烏帽子岩ってなに?」そう思っている方も多いと思います。

烏帽子岩は神奈川県の茅ヶ崎市の沖合1200mにある無人の岩礁帯です。

烏帽子岩というのは愛称で平安貴族が被った烏帽子の形に岩が似ていたのでそう呼ばれ、本名を姥島(うばじま)と言います。

今から約1200万年前に砂が堆積して固まった岩礁帯が隆起して出来たと言われています。

昔から烏帽子岩周辺は漁場として有名で今は渡船を利用して多くの釣人が訪れています。

ちなみに烏帽子岩は昔はもっと大きく、烏帽子の形に似ていたいそうです。

というのも戦後、米軍の射撃訓練の的にされてしまい岩の上部が欠けてしまったそうです。

 

長い間、茅ヶ崎の町を海から見守ってきた烏帽子岩は、陸同様に水中も複雑な凹凸のある地形をしています。
更に漁場として有名だったくらいなので魚も多い!

烏帽子岩でダイビングして面白くないわけがないってわけですね。

ここからは烏帽子岩でのダイビングについてご紹介していきたいと思います。

相模川を下って烏帽子岩へ!

相模川の河口にあるリバーポートマリーナから船が出ます。

2019年現在、烏帽子岩へダイバーを連れて行ってくれるのはパワーズサーフクラフト(PSC)の三橋さんだけです。

 

マリーナは毎回船を陸に上げるので陸にあるボートに器材を積んで船ごと川へ運びます。

なんだかマリーナからダイビングをスタートするこなんて初めての経験です。

船を無事におろしたら乗り込んでいきます。

今回はPSCのオーナーで長年茅ヶ崎の海と向き合ってきた三橋さん、ガイドの建部さんと珠や潜水さんと、今回紹介してくれた加藤さんと一緒に潜ってきました。

お世話になりました。
本当にありがとうございます。

このまま相模川を下って相模湾に出ていきます。

その途中で……

あ、東海道線が走ってる。

いつもあの電車に乗って伊豆に行ってるよな。なんて思いながら…

橋を下から通るというなんか不思議な感じ。

こうやって橋の下を通って海へ出ます。

途中やっぱりマリンアクティビティの盛んな地域だけあってウィンドサーフィンやSUPを楽しむ人がいました。

相模湾に出てからは波で少し船が揺れ始めましたが……
ワクワクとドキドキで期待は高まるばかり。

大体マリーナを出てから15分くらいで烏帽子岩に到着します!

烏帽子岩のすぐ近くを潜るというよりかは周囲の面白い根の周りを潜っていくようなスタイルになります。

烏帽子岩のダイビングの魅力

烏帽子岩のダイビングで1番面白いと感じたのは、その独特の地形です。

烏帽子岩は1200万年前に隆起して出来たと言われていますが、水中にも烏帽子岩のような尖った岩が突き出ていたりします。

少なくとも、こんなに細長くそびえ立つ岩を僕は他のダイビングポイントで見たことがありません。

さきほどの岩の先端部分を見ると2つに分かれていて本当に不思議な形をしています。

まるで誰かが削って作ったような。

こんな台座のような場所もあります。

この地形を見た時、ライオンキングのシンバが誕生したときに出てくる岩に似ている気がして笑ってしまいました。

このようなバームクーヘンのように積み重なって出来た地層を見ることも出来ます。

茅ヶ崎は相模湾から出る砂が堆積して、それが固まって地盤を作っています。

その積み重ね。年月の尊さを水中で感じることが出来ます。

またこの谷のように削られた水路からポイント名はヤギュウキャニオンと呼ばれています。

なっなんと!
ちょっとしたホールもあるんです!

神奈川の海でホールがある場所は烏帽子岩だけなんじゃないでしょうか?

入り口は人一人分の小さなホールですが中には魚がぐっちゃり隠れていて見ごたえのある景観が広がっています。

このクロホシイシモチの量やばくないですか!?

まるで雲見のような光景ですね。

そして烏帽子岩はこの魚影の濃さも魅力的なんです!!

1番多く群れているのがスズメダイです!

浅場から深場まで潮当りの良い場所にはこれでもかと言うほどのスズメダイが群れています。

特に1番見ごたえがあったのは安全停止をしている時。

次から次へとスズメダイの群れが横切っていき、神奈川の海とは思えないほどの賑わいを!

他には写真には撮れませんでしたが、小ぶりのイサキの群れが通り過ぎたり、40センチくらいのイナダの群れが走り去っていったりと魚影の濃さはピカイチでした!

他にも茅ヶ崎の海は人があまり入っていない分、ソフトコーラルが大きく成長していました。

最近、伊豆ではこんなに立派に成長したウミウチワ見ないですよね。

これでも茅ヶ崎の海のソフトコーラルは激減したということ。

こんな美しい景色が減っていってしまうなんて悲しい。

理由は定かではないらしいのですが、再び元気な海に戻ってくれることを祈っています。

こういったソフトコーラルの間にはアミメハギの幼魚がいたり、壁にはアオウミウシやシロウミウシなどしか見つけられませんでしたがマクロ生物も潜んでいました。

今回、透明度こそ良くなかったものの……

まるで迷路のような独特の地形と魚影、そして普段潜っている伊豆とは生えている海藻や砂質が違い面白かった!

ぜひリベンジしたい海です!

休憩時間は上陸も!

1本目と2本目の間のサーフタイムを使って烏帽子岩に上陸することも出来ます!

こんな感じに烏帽子岩を入れて集合写真も面白い!

烏帽子岩は子どもの磯遊び体験などで使われることもあり磯場が広がっています。

ダイバー以外にも釣り人が渡船を利用して訪れます。

なんか空が綺麗すぎて本当に絵になる。

雲がなければ富士山も見えるそうです。

 

みなさん思い思い休憩時間を過ごします。

偶然ジャケット写真みたいに全員が違う方向を向いている。

なんか本当に良い空。

湘南の空って広くて本当に素敵ですよね!

僕はせっかく上陸したので撮影!撮影!

こんな波間を撮ってみたり、

トンビが烏帽子岩の頂上に止まっている様子を撮ったり、

烏帽子岩の半水面写真

浅いタイドプールから写真を撮ったり。

烏帽子岩の上陸めちゃくちゃ楽しい!!!

こんな絶景がすぐ目の前にあるのに知らなかったなんてホントに損した気分……

神奈川県民の方はぜひ行ってみたほうが良いですよ。

おわりに

烏帽子岩のダイビングは想像を越える面白さでした。

スズメダイなどの魚影の濃さ、そして独特の地形。
こんな面白さを持った海が身近にあるんだと知ることが出来ました。

年々、烏帽子岩でダイビングする人が減っているという。

確かに神奈川に住む僕ですら知らなかった。

身近な場所にこんな楽しめる場所があることを誇りに思う反面、知らなかったことを恥ずかしく思いました。

 

少しづつ烏帽子岩のダイビングの魅力を発信していきたい。
潜り続けて行きたい。
また僕ら同世代の方にもこの海を知ってほしい。

もし烏帽子岩でのダイビングに興味ある方いたらご連絡下さい!
ぜひ潜りに行きましょう。

今回お世話になったPSCの三橋さん、ガイドをしてくれた建部さん、珠や潜水の山石さん。
そして烏帽子岩を紹介してくれた加藤さん本当にありがとうございました。

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