やっぱりパラオは凄かった!初めての人にすすめたい王道の楽しみ方

パラオのダイビングで見れる大物たち

パラオはダイビングの聖地として非常に有名。

ダイバーでパラオを知らない人はいない。
と言っても過言ではありません!

パラオのダイビングでは大物がガンガン出てきてギンガメアジに巻かれてサメだらけなんてのは当たり前!

しかし当たり前になってしまったがゆえに、
パラオに行ったことない人に向けて”パラオの当たり前の情報”が少ないことに気付きました。

「今更、パラオの魅力なんて知ってるよ」という方が多いのも重々承知で、改めて”初めてパラオでダイビングしてみよう”と検討している方に向けて書きました。

パラオのシーズナリティパラオへの行き方パラオの魅力パラオの注意点といった初歩的な情報からまとめていきました。

この記事を読んでしまったら、あなたもパラオでダイビングしたくなること間違いなし!

パラオのダイビングの魅力

バラクーダの群れ

パラオのダイビングの魅力といえば……

誰もが憧れるどこまでも続くブルーの海で群れ&大物との遭遇でしょう。

ダイビングポイントに”ブルーコーナー”や”ブルーホール”といったブルーという言葉が使われるとおり、パラオの海は本当に底なしに青いんです!

上のバラクーダの写真もそうですが、とにかく海の色が濃い。

この青の向こうから大物や魚群が近づいて来る瞬間はなんとも言えない緊張と興奮が!

ギンガメアジの群れ

ギンガメアジも水面まで続くトルネードを!

浅瀬は太陽の光が差し込み本当にキレイなんです!

癒やしと興奮がミックスされた景色。

パラオは世界遺産

パラオは2012年にロックアイランド群と南ラグーンが世界複合遺産に登録されました。
その美しさと独特の生態系が世界中から評価されています。
また貴重な自然環境の中に文明が残る遺跡などが残っており自然と文化両方の面から複合遺産として登録されているんです。

もちろん、青い海だけじゃない!

とにかく魚の量がえげつないほど多いのパラオの海です。

パラオのダイビング風景

捕食に夢中になったマダラタルミとタカサゴの群れがごっちゃり!!!

この光景を目の前にしても……
一体何が起こっているのか理解するまで時間がかかりました。

まるでタワーのようにマダラタルミが捕食を繰り返しているんです。

マダラタルミの大群

こんな近くまで寄っても逃げない。

もう、すごいとかを通り越してこの魚の密集度と捕食への執念には恐怖を感じてしまいました。

だって、マダラタルミの口の開き方が本気すぎるんですもん。

タカサゴの大群も群れの形を変えながら、ごちゃごちゃと動く姿がもはやテレビの中の映像を見ているようで圧巻でした。

パラオに魚が群れる理由

パラオのアウトリーフはドロップオフの地形が多く、深いところから潮がドロップオフに当たり湧昇流が起こります。

そこの潮でプランクトンも浅場に運ばれ、捕食する魚たちがドロップ沿いの水面付近に集まってくるそうです。

またそれを狙って捕食者となる大型の魚やサメも集まってくるそうです。

他にもフィリピンとインドネシアの間の魚が多い海峡から赤道からの反流で魚が流れ込んでくること。
パラオにはリーフに囲まれた内湾が多く幼魚が育ちやすい穏やかな環境が多いこともその一員だと言われています。

マンタ

もちろんプランクトンを求めてマンタもやってきます!

クリーニングステーションもありますが、”ジャーマンチャネル”というポイントではマンタの捕食している姿を観察することが出来るのも魅力的です。

パラオと言ったらマンタというくらい高確率で見れるのもすごく良いですね!

そう。パラオは大物もめちゃくちゃ多い!

ナポレオン

こんな2mクラスのナポレオンが優雅に近づいてきたりするのも魅力的!

のっぺりした顔がなんとも言えず、めちゃくちゃカワイイ。

パラオではナポレオンは保護の対象になっていて漁で獲ることもお店で提供することも厳しく禁じられています。

それくらい大事にされている生き物なんですね!

グレイリーフシャーク

パラオはサメの楽園と呼ばれるほどサメが多い!

パラオには10種類以上のサメが生息していると言われていますが通常のダイビングポイントで見られるのは、ほとんどがグレイリーフシャークです。
和名をオグロメジロザメと言います。

体長は大きいもので1.5mほど。
そのサメらしい恐ろしい?カッコいいフォルムとは裏腹に大人しい性格のサメです。

サメは恐くない?

よくサメは恐ろしい生き物だと思われていますが、ほとんどが臆病なものばかり。
ダイバーを見ると逃げていきます。
サメを近くで見たいと思ったら出来るだけ泡を吐かずに岩のようにじっとしてサメが近づいてくれるのを待たなければいけないほどです。

とはいえ、ドロップオフ沿いにグレイリーフシャークが10個体とかウロウロと泳いでいることがパラオでは普通にあり、あんあり数が多いと僕もビビります……!

この美しい海と魚影、大物がパラオがダイビングの楽園と言われるゆえんです。

パラオのダイビングポイント4選

パラオのダイビングポイントの風景

ここからはパラオに行ったら絶対に潜ってほしいおすすめポイントをご紹介します。

実際にパラオにあるすべてのダイビングポイントを潜ったわけではないのですが、個人的に僕が潜ってここは面白いと思ったポイントをご紹介していきます。

今回は初めてパラオでダイビングする人に向けて書いていますので王道なポイントが多いですが、ゆくゆくはマニアックなポイントも増やしていきます。

ブルーコーナー

グレイリーフシャーク

パラオのダイビングといったらブルーコーナーを語らずして始まらない。

世界的にも有名なダイビングサイトで多くのダイバーが訪れるポイントです。

コーナーと言う名前が付く通りリーフのエッジ(尖った岬のような地形)になった場所のドロップオフを潜るポイントです。

グレイリーフシャークが集まっている

まずこのポイントで1番驚くのがとにかくサメが多いこと。

1m級のグレイリーフシャークがうようよと泳いでいます。

リーフエッジ沿いで待っているとすぐ頭上を通過するほど寄ってくる個体もいます。

サメ好きには絶叫しそうなほど興奮する状況。

まるで水族館のような光景が。

僕はちょっとサメは恐いと思ってしまうタイプなので遠目から…笑

クロヒラアジ群れ

他にもブルーコーナーはギンガメアジやロウニンアジと行った大型のアジも多く集まってきます。

写真に写っているのは夕方になるとブルーコーナーに集まってくるクロヒラアジです。

ちなみにこの写真にも左脇にグレイリーフシャークが4個体も写っていますね……!

ブルーコーナーの棚上に集まってくるギンガメアジの量は僕が今までどこのポイントで見た群れより大きかった!

それくらいパラオの群れはでかい!

オオメカマス群れ

他にもオオメカマスの群れが登場するなど、魚が群々!!!

バラクーダよりも小型で少しカワイイかも。

ナポレオンとダイバー

ブルーコーナーといえば、この人懐っこいナポレオンも忘れてはいけません。

急に横から近寄ってくるので思わずドキッとしていまいました!

ナポレオンは岬の先端に行けば行くほど大きなオスが縄張りを作っていて先端方面に行くほうが大型の個体が見れます。

この大きさでも1番大きいやつじゃないんだとか!

ナポレオンとサメとロウニンアジが一緒に写った軌跡の1枚

そして気付いたらナポレオンとロウニンアジとホワイトチップシャークが1枚の写真に…!

パラオの海は凄すぎるよ!

さすがダイビングの楽園と言われるだけあります。

アオウミガメ

わざわざパラオまで来て言うのもなんですがカメも多かった。

まるで海の人気物が大集合といった感じ。

最後はフロートを上げながらリーフから離れてブルーウォーターを流しながら安全停止してエキジット。

バラクーダ群れ

このドリフト中も侮ってはいけません!

バラクーダが出るのはこのタイミングですし、シーズンによってはカジキが狙えることも。

そしてジンベエやグレートハンマーも出たことがあるという。

この大物に当たるかもしれないワクワク感と、まるで水族館のような景色が魅力でしょう!

パラオでダイビングする人の中には全ダイブブルーコーナーで良いという人も。

しかしブルーコーナーは時に強く流れることがあるため中上級者向けのポイントだと言えるでしょう。

フロートやカレントフックは必須!(ショップでレンタルもできます)

ある程度、使い方も事前にガイドの人に確認しておいたほうが良いでしょう!

誰もが初めてはあるものです。
準備は万端にして挑戦しましょう!

ジャーマンチャネル

ジャーマンチャネルといったらマンタに出会えるポイント!というくらい高確率でマンタの狙えるポイントです。

水深15m前後にクリーニングステーションがあり、多くのマンタがクリーニングにやってきます。

流れもあまりないので初心者から着底して落ち着いてマンタを見ることができます。

運が良ければマンタは何度もクリーニングステーションにやってきます。

また捕食のタイミングに合えば水面近くでフィーディングといってプランクトンを捕食しているマンタを狙うことも出来るんですよ。

ジャーマンチャネルは上げ潮のタイミングで潜ると深いところから押し寄せる海水がリーフエッジに当たりプランクトンが豊富に集まるため、ウメイロ系の魚やマダラタルミが大量に集まってきます。

タカサゴの群れ

もうタカサゴのせいで前が見えない。

そして冒頭で紹介した狂ったマダラタルミの衝撃映像もジャーマンチャネルで撮りました。

何度見ても恐ろしい光景ですね。

常に見れるわけではないですが満潮に向かう潮が早朝や夕方のタイミングになると見れる可能性が高いということ。

ゴールドスペックジョーフィッシュ

ちなみにマンタが出なかったりしたときは砂地のマクロが癒やしてくれます。

こんなかわいいジョーフィッシュがいたり、普通にヤノダテハゼ(地味だけど稀種)がいたりとマクロも十分楽しめるんです。

ドイツ軍の作った水路

ジャーマンチャネルは第2次世界対戦の際にドイツ軍が船を通すためにリーフを爆破しながら作った真っ直ぐな水路です。
だからドイツ人の水路と言われているんですね。

ビックドロップオフ

浅場のソフトコーラルのキレイな写真

スクーバダイビングの祖とも言われるジャック=イヴ・クストーが「偉大なるドロップオフ」と讃えたことからビックドロップオフと言う名前が付いたポイント。

その名の通り少し入り組んだドロップオフに巨大なソフトコーラルが群生していてめちゃくちゃ美しい。

浅いところは光も差し込みまるで天国のような景色!

ビックドロップオフ

青い海と赤のイソバナのコントラストが非常に美しい。

ビックドロップオフはパラオとは思えないほど流れがなく、のんびりとダイビングを楽しむことができます。

そしてビックドロップオフはマクロダイビングもめちゃくちゃ面白いんです!

キャンディーケインドワーフゴビー

ソフトコーラルやカイメンがたくさん生えていてこんなカラフルな景色にキャンディーケインドワーフゴビーがいたり。

ニチリンダテハゼ

オーバーハングしたところを見るとニチリンダテハゼもいます!

他にもクダゴンベがいたり、様々な種類のベニハゼや甲殻類が隠れていてマクロだけでも十分なほど。

フチドリハナダイ

そして何より面白いのが日本では珍しいハナダイが多い!

フチドリハナダイやオウテンハナゴイ、パープルクイーンなどのハナダイの仲間がいます。

ビックドロップオフは外洋のポイントではありますが他のパラオの大物狙いとは違ってゆったり潜れるの魅力的です。

ウーロンクリフ

ウーロンクリフ

ホントはウーロンチャネルと書きたかったんですが、潮のタイミングが合わずチャネル(水路)には入れませんでした。
そこで急遽、となりのウーロンクリフト言うポイントで潜りました。

ジャイアントで船からエントリーした瞬間に水面からビッシリとギンガメアジの群れが登場。

入ってすぐこの光景なので本当に忙しかった。

上から見るギンガメ大群
ウーロンチャネル

つて川だった場所が海に沈み水路になったポイントその水路の間を流しながら美しいキャベツコーラルの群生を楽しむというポイントです。

インドオキアジの群れ

群れ系は他にもインドオキアジの群れが通ったり、

ホソフエダイ

日本には見ることのできないホソフエダイや

ホウセキキントキ

ホウセキキントキなどの根魚の群れをのんびり観察できました。

ウーロンクリフも穏やかなポイントなのでのんびり群れを楽しむには良いポイントです。

オレンジフィンアネモネ

ウーロンクリフだけではないですが……
オレンジフィンアネモネフィッシュなんかも多くいます。

日本には生息していなくパラオに多いクマノミです。

普通のクマノミよ蛍光色が強く目立つので見るとすぐわかります。

 

以上、パラオのおすすめダイビングスポットを初めての人向けに選びました。

外洋エリア以外にもパラオは内湾性のマクロポイントや沈船、水中鍾乳洞など様々な環境がありいろんなダイビングができます。

ぜひ皆さんも自分のお気に入りのポイントを探してみて下さい。

パラオとは

ロックアイランド

パラオは日本から南へ3000キロメートルのミクロネシア地域の大小300の島からなる国です。

1年を通して気温は高く、THE憧れの南の島というイメージそのままの場所です。

第2次世界対戦の当時は日本の統治下にあり激戦区ともなりましたが、親日家の方が多く日本語がそのまま現地の言葉になっていたり、高齢の方だと日本語を喋れる方もいるそうです。

パラオの青に黄色の丸がある国旗も日本の日の丸を真似て作られたそうです。

僕も空港に着いてから、空港のパラオ人が日本語で誘導してくれたのにはビックリしました。

パラオの地図

場所は本当に日本の真南です。
時差がなく日本から行くには快適です。

直行便があった頃は片道4時間半でこの行きやすさがパラオの人気の1つでもありました。

※2020年はスカイマークが2月と3月に6往復直行便を運行していて再び定期便として日本とパラオをつなぐ直行便に期待がかかっています。

経由便としては韓国の仁川国際空港かグアムを経由して訪れる方法が一般的です。

僕は仁川国際空港を利用しましたがオプショナルの観光ツアー(ソウル市内)も楽しかったですし、ラウンジも多く非常に快適なトランジットを過ごすことができました!

ダイビングシーズン

パラオの海

パラオのダイビングのベストシーズンは10月後半〜4月前半くらいまでの乾季のシーズンです!

この時期はパラオの海の状況も良く外洋に出やすいです。
また、カジキやハンマーヘッドといった大物にも遭遇しやすい時期になります。

逆に4月後半から10月までは雨季で雨が多くなります。
特に7〜9月は風の状況や台風によってブルーコーナーに行くことが難しい日が多いため、内湾でのダイビングになることが多くあります。

しかし雨季の方が人の数も少ないしツアーの価格も安いことが多く、あえてこの時期を狙って行く人もいます!

今回お世話になったのはデイドリームパラオ

今回は代表の秋野さんのご厚意でデイドリームパラオさんにお世話になりました!

ダイバーの間では有名で知らない人がいないくらい有名なショップです!
デイドリームではショップの前からスピードボートでダイビングをするデイトリップと大型のクルーズ船「龍馬号」を使った外洋のエリアを回るクルーズのダイビングを提供しています。

どちらも乗りましたが、日本人スタッフが丁寧に対応してくれ、常に最高のパラオの海を魅せてくれるので本当に大満足でした!!

デイトリップかクルーズか

クルーズとデイトリップの比較

今回デイトリップのダイビングと龍馬クルーズと両方を体験してきました。

正直、龍馬号がめちゃくちゃ快適すぎた……!

1度パラオの海をクルーズで潜ってしまうと、もうクルーズが快適過ぎて戻れなくなってしまうと思います。

何よりダイビングに集中できる環境が整っているのが良い!

昼間だと人が多いブルーコーナーやジャーマンチャネルといった人気ポイントもクルーズなら人の少ない早朝や夕方に潜ることが出来る!

またダイビングをする時間も融通が効くので、潮回りが良いタイミングを狙って入れる。

本当に凄い景色を見たいのであればクルーズのほうが可能性が高い!!(1日4本潜ることも出来ますし!)

龍馬号の船内

また龍馬号は部屋の窓が大きく船内が本当に明るい。

クルーズというと少し狭く暗い部屋というイメージの方も多いかと思いますが…

龍馬号は本当に明るく開放的で快適でした!
食事も日本人シェフの方がいて毎日飽きずにとにかく楽しめました。

デイトリップの船

だからといって全員がクルーズに乗れば良いと思っているわけではありせん。

やっぱりデイトリップの方が値段も手頃ですし、乗船日などの縛りもなく自由に潜れます。

またクルーズは外洋のエリアで潜ることが多いですがデイトリップでは外洋だけでなく湾内のポイントも多く回ります。

沈船の写真

こんな沈船やハゼなどのマクロを楽しみたい方はデイトリップのほうが良いでしょう!

どちらもデイドリームさんはスタッフが楽しませてくれますので自分の予算と好み、スケジュールに合わせて選ぶと良いと思います。

おわりに

オオメカマスとバラクーダの群れ

ダイビングのライセンスを取ってから10年目にして初めて訪れたパラオの海。

なんとなくパラオのダイビングって定番すぎて遠慮していたんですが、やっぱりパラオは名実ともにNo1の海です!

面白すぎるっ!!!

パラオをもっと潜っている人は
ペリリューのことをもっと紹介したほうが…!とか
いやいやテクニカルダイビングで沈船を…!とか
実は固有種が多くてマクロだけでいい…!とかいろんな意見があると思います。

そう。
あくまで今回紹介したパラオのダイビングは本当に王道の初心者向け!

パラオには様々な水中環境があり本当にいろんな楽しみ方があります。

ぜひ自分なりのパラオの楽しみ方、見つけてみて下さい。

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