駅のホームを降りると聞こえてくる街のざわつき。
改札を出るくる頃には道行く人々の笑い声、雑多な音、そして鳴り響くサイレンの音。
僕は、まるで日本ではない別の世界へ迷い込んでしまったような錯覚に陥る。
そう。ここは新宿から1駅離れただけ・・・
新大久保駅です。
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どうも!
水中写真家目指して世界中を旅する茂野です。
今回は、なーんと人生で初めて新大久保に来ました!
別にいやらしい店に行きたいとかいう気持ちではなく・・・
新大久保に隠れ湯のような銭湯があるという噂を聞きつけて、やってきたのであります。
完全な思い付き企画ですので、「新大久保の良いところを紹介。新大久保の秘湯をご紹介。」というワケでもなく徒然と書いていこうと思います。
新大久保をゆく。
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まず1番ビックリしたのが駅を降りた瞬間から始まる騒々しさです。
このガヤガヤ感、そして1本の通りを中心に飲食店が立ち並ぶ雰囲気は、まるで僕の慣れ親しんだ東南アジアの雰囲気そのものでした。
日本で唯一似ているところは?
と聞かれたら沖縄の国際通りのような感じですかね?
高層ビルの立ち並ぶ洗練された東京の西側の雰囲気とも下町気質を残した東京東側の雰囲気とも違う、なんとも言えない雑多の雰囲気がありました。
ちょっと感動しながら、街を歩いていると・・・
先程のけたたましいサイレン音を鳴らしていた警察の車が目の前に止まり、1人の男を店から引っ張り出し連行していきました(笑)
平和な神奈川県の片田舎で生活をしている僕としては衝撃と言うか、テレビの中でしか見ない世界だったのであっけに取られてしまった。
あっその事後は、こんな感じ(笑)
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みんな気になっているのか、目線だけは事件現場に送っていますが・・・
慣れているのか、歩みも止めずスタスタと歩いていきます。
「やっぱり東京の人って、すごいな~~。怖いな~~」と思いながら・・・
東南アジアだったら暇人が多いので大いに人が集まって、みんなワーワー騒いでいただろうに。なんて懐かしくなります。
とりあえず、僕も街を散策します。
謎の美容室をいきなり発見しました。
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どなんでしょう?
僕と同じ髪形を量産してくれるのでしょうか?
気になりつつも、運よく閉店後なので、声を掛けずにそっとしておきます。
裏通りは、どんな感じかと言うと・・・
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なにやら、怪しいネオンが見えますし、1人で歩いていると怪しまれそう。
いや誘惑に負けそうになるので諦めます。
飲食店を探します!
そろそろお腹空いてきたな~~と思い、ご飯どころを探します。
個人的には、そばや焼き魚定食のような、サッパリしたものを食べたい。
こんなに飲食店が立ち並ぶんだから、なんでもあるだろうなんて高を括って歩いていきます。
しかし、行っても、行っても、あるのはコリアンフードだけ・・・
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まずキムチと言った辛い物が苦手な僕の前にあるのは赤い看板ばかり・・・
トッポギやサムギョプサルと言った、いかにも辛そう。そして僕のあまり好きでなさそうなカタカナの名前の食べ物ばかり。
※のちにサムギョプサルは3枚肉ということを知り、好きになりました(笑)
しかも、匂いを良く嗅げば、どことなく漂うキムチ臭・・・
「もう、やめてくれ~~」
なんて思いながら町の奥へ奥へ逃げて行くと・・・
少し、いかがわしくも目を引く看板を発見。
”手もみラーメン”
なんだ、”手もみラーメン”って・・・
恐らくラーメンの麺を手でもんだとか、そんなことだろうと思いましたが、ぬぐい切れない気持ちがあります。
だって周りは、いかがわしいお店の客引きがチラホラ。
普段だったら行きませんが、急に今回は取材だから行かなきゃ!と意気込みます。←実際はお風呂に入りに来ただけ。
ちょっと不安な気持ちと好奇心、そして、ほんの少しの勇気を持って行ってみました!!
謎の”手もみラーメン”を食べる
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いたって、どこにでもある看板。
そして普通のラーメン屋さん。
あれれ??
想像と違うけど・・・
まっいっか!(笑)
店内もキレイな感じです。そして何より店の看板メニューであるはずの”手もみラーメン”がとにかく安い。
1杯390円です。。
もちろん注文してみます!
いやっ・・・
普通にうまそうだし、懐かしい感じ。
そして味も素朴で中華そば風な感じで、文句なくうまい。
一瞬で完食してしまいました(笑)
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なーんだ普通に安くてうまいラーメン屋さんじゃないかっ!
と思ったら、なんと手もみラーメン 福しんは都内34店舗を誇るチェーンだそうです。
やっぱり東京怖い・・・
まだまだ知らないことばかりですね。
ちなみに手もみラーメンとは、いかがわしいものではなく、
強力粉に塩とかん水を加えて打ったものを2日ほど熟成させ、ゆでる前に両手を使ってもみ上げたもの
だそうです。
おおっと・・・
ここで本題!!新大久保に来た目的を忘れておりました。。。
そう本当は銭湯に来る予定だったんだ。
あまりの新大久保の刺激の強さに本来の目的を見失ってしまいました。
古き良き日本の銭湯へ
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辿り着きました!!
アジアの雑踏を乗り越え裏路地に入ると、木目調の和の雰囲気漂う東京の秘湯「万年湯」さんです。
先程までの喧騒はどこにいったのか?というくらい静かな空間。
ここまで書いといてなんですが、今回はここでタイムアップ。
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