雨の日の田沢湖は心落ち着く絶景だった!侘びと寂びを感じる秋田旅!

田沢湖 堤防

訪れた日:2019年4月25日

秋田県の誇る絶景・田沢湖を知っていますか?

田沢湖は最大水深423mと日本で最も深い湖です。田沢湖全域は自然公園に指定されていて、日本百景にも選ばれる程の絶景の湖です。

その深い湖に差し込む太陽光が湖を淡い翡翠色から濃い藍色にまで変化させ、色とりどりに彩るのがとにかく美しいハズ……

なんですが!

僕の訪れた日は雨が降ったり止んだりで全く晴れる気配がない。

けど、ネットで見たような青空に雪のかかった駒ケ岳を背景に輝く田沢湖の絶景が見たい。

どうしても諦めきれず、ダメ元で雨の中の田沢湖に行ってきました。

もちろん、青くて澄んだ田沢湖の絶景は見れませんでしたが、意外にも雨の日しか見ることが出来ない田沢湖の絶景を見ることが!

しげ
幻想的な雨の中に浮かび上がる田沢湖はホントにすごかった〜〜!

他の観光記事と違って青い田沢湖の絶景は一切出てきませんが、雨の日だからって諦めることなかれ!

雨の日には雨の日の良さがある!

秋田県に旅行中で雨に悩んでいる方々よ!
ぜひだまされたと思って田沢湖へ!

雨の日だから見れる田沢湖の絶景!

正直、僕も最初は期待していなかったのですが雨があがった瞬間の田沢湖は本当に絶景でした。

田沢湖周辺は標高が高く雲がとにかく近い。雨の時は霧がかって見えます。この湖面を漂う霧や森から出る蒸気が幻想的な雰囲気を作っていて非常に美しい。

しかも太陽の光に照らされないため、湖面が真っ青ではなくエメラルド色になります。

ほら!
すごくないですか?
ホントに森から湯気が上がっていますよ!

白い霧に包まれたエメラルド色の田沢湖はなんとも言えない幻想的な雰囲気の絶景です。

この日は風も一切なく、湖面がツルっとしていて余計に美しかった。

こういう船着き場も絵になりますね。
逆にボロくなって侘びた雰囲気が曇ってモヤモヤした雰囲気と合いますね。

雨の日はしっとりと穏やかに。

僕は角館の桜まつりが開催される4月下旬に訪れたのですが、東北はまだまだ冬の様相です。
枝には葉っぱがありませんが、夏の新緑豊かな時期もキレイなんだろうな。

ここまで撮った写真は特に観光地というよりかは、湖の周りをドライブしている際に「あ、ここいいな。」と思った景色の場所で写真を撮っているだけです。

こんなに湖に近い場所を走っているんだから気持ちよくないワケがないですね!

ちょっと田沢湖行ってみたくなってきませんか?

注意
田沢湖周辺は標高が高いのもあり、関東よりも気温が低いので1枚多く服を着込むと良いでしょう。

田沢湖とは!?

田沢湖は秋田県仙北市にある淡水の湖です。
秋田空港から車で約1時間20分、武家屋敷で有名な角館からは40分弱です。
他にも秋田の誇る秘湯・乳頭温泉までも車で40分くらいと近く、秋田観光では多くの人が訪れるエリアにあります。

秋田新幹線の田沢湖駅もあるので電車でも気軽に行けますね。

地図で見るとちょうど秋田と盛岡の中間くらいです。

この田沢湖は日本で最も深い湖で最大水深423.4mもあります。すごくないですか?
400mって普通に深海ですよ。なんか新しい生き物とかいそう!笑

この深さのおかげで秋田県の厳しい冬の寒さの中でも凍らない湖として有名です。
深い湖に差し込んだ光が深度によって湖の色を薄い水色から濃い青色まで染め上げ、その美しさから日本の”バイカル湖”と呼ばれています。

補足
バイカル湖はロシアにある世界一深い湖で水深は1634m。世界一の透明度を誇る湖でもあり世界遺産に登録されている。

田沢湖の固有種 クニマスって知ってる?

田沢湖を知る上でこの魚、クニマスは知らないといけません。

田沢湖では古くから漁業が栄えており、田沢湖の固有種であるクニマスは江戸時代から久保田藩佐竹氏の献上品として利用されてきました。

田沢湖といえばクニマスといっても過言ではないほど有名で、かなりの漁獲高がありました。

しかし、1940年の戦時下に政府の計画で農業用水に利用しようと近くの玉川からph1.1という強酸性の源泉を含んだ水が湖内に流れる水路が作られ、湖の水質の悪化を招き、クニマスを主としてほとんどの魚類が姿を消しました。

田沢湖でしか生息をしないクニマスはこの湖からいなくなるということは絶滅を意味していました。

その後、中和施設を作るなど水質の改善に努めていますが、いまだ水質の回復には至っていないそうです。

ちなみ絶滅したと思われたクニマスが、
なんと2010年に山梨県の西湖での生存と試験的に卵が放流されていたことが発見され、大ニュースになりました!

貴重なクニマスを後世に遺そうとクニマスや田沢湖の歴史について学ぶことができ、クニマスの展示を行っている「田沢湖クニマス未来館」が作られました。

たつこ像と浮木神社

この像と湖の写真見たことありませんか?

田沢湖に伝わる伝説に登場するたつこの像です。
田沢湖のシンボル的なブロンズ像ですね。

たつこ伝説

田沢湖のほとりに辰子という類ない美しい娘が暮らしていました。
辰子はその美貌に自ら気づいた日を境に、いつか衰える美しさをなんとか保ちたいと願うようになり、百夜の願掛けをしました。

山深い泉の在り処を示すお告げがあり、泉の水を飲むと急に激しい喉の渇きを覚え、いくら飲んでも渇きが激しくなるばかりで、いつの間にか辰子の姿は龍へと変化しました。
自分の身に起こった報いを悟り、辰子は田沢湖に身を沈めました。

心配した母が辰子を探しに来たが、すでに辰子は人ではなく、悲しむ母が別れをつげるために投げた松明が水に入ると魚になり、それがクニマスになったという。

すぐ横には「漢槎宮(かんさぐう)」というこの地に流れ着いた浮木を祀っている神社もあります。別名は浮木神社。

湖に浮かぶ神社として非常に美しく人気の場所です。

八郎潟の龍神・八郎太郎と田沢湖の湖神・たつこ姫との恋物語も伝えられていて、縁結びのご利益があるとも言われています。

秋田藩主が休んだことで有名な御座石神社

御座石神社の前はホントは深い青と爽やかな緑の木々が美しいエリアなんですが、めちゃくちゃ強めの雨が降ってきました。

逆に厳かな雰囲気になってしまった。

ここは秋田藩主の佐竹義隆公が田沢湖を訪れた際に、腰をかけ休んだことから、その名がついたと言われています。
広場ほどの大きさのある大きな平らな石があり、そこに腰をかけたと言われています。

その岩から見た景色はこんな感じ。
どんよりしてる。

晴れたら絶対キレイなんだろうな。
そして複雑な地形をしている。

 

神社は山側にあります。
もちろんこの神社に祀られているのはたつこ姫です。

たつこ姫が美貌を願って飲んだ「潟頭の霊泉」や姿を写した「鏡石」などがあります。
そのことから美貌成就?にご利益があるそうです。

ちょっと、どんよりした感じになってしまいましたが、
水が滴る雰囲気も趣があって良かったです!

たつこ像と御座石神社は車があれば10分かかりません。
電車で来た方は一周バスに乗ってもらえれば回ることが出来ます。

まとめ 

晴れた時の爽やかな田沢湖の雰囲気とはちょっと違った内容になりましたが、意外と雨の日も悪くないですね。
ぼくは霧の中のもやもやした感じに包まれる幻想的な空間がすごく好きなので、ホントに楽しめました!

もちろん田沢湖も絶景ですが、周辺には乳頭温泉や玉川温泉などの日本を代表する秘湯のエリアや角館の武家屋敷もありますので、ぜひ秋田に訪れた際には合わせて行ってみて下さい!

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