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マクロ生物が豊富な黄金崎のダイビング!穏やかなビーチでフォト派もゆったり

黄金崎のダイビングは伊豆半島でもトップクラスに写真が撮りやすい環境が整っています。

穏やかな内湾性の比較的深度の浅いビーチで時間を気にせずにゆっくりとマクロ撮影を楽しむことができ、

しかも黄金崎は”マクロ天国”と言われるほど可愛らしい生物が多く、常に被写体にあふれているんです。

黄金崎のダイビング風景

砂地にある窪みやロープを探すとこんな愛くるしいカエルアンコウがいたり、

ルリホシスズメダイ幼魚

秋の時期になると黒潮に乗ってこんなカラフルな季節来遊魚(ルリホシスズメダイ)が来たり、

黄金崎のダイビングのアイドル・チンアナゴ

最近は伊豆で激レアなチンアナゴが通年見れていたり、

マツカサウオ

まだまだ幼魚な500円玉サイズのマツカサウオが見れたりするんです。

黄金崎は伊豆半島の西海岸のちょうど中央にあるポイントで、1年を通して穏やかな海況でのんびりとした雰囲気が漂うビーチです。

黄金崎のダイビングは決してダイナミックな景観が広がるエリアというわけではありません。
しかし穏やかな海には美しいマクロ生物たちがたくさん潜んでいます。

水深も浅く穏やかな砂地が広がるため、フォト派の方のんびり生物を観察したい方、ダイビングを楽しみながら上手になりたい方にオススメです!

しげ

黄金崎のダイビングは伊豆で1番写真が撮りやすい環境だと僕は思っています!

黄金崎はダイビングしやすい環境が整っている

黄金崎のダイビングのエントリー風景

黄金崎はフォト派にとても優しいポイントです。

まずビーチダイビングなのでボートダイビングと違い、船に乗る時間ダイブタイムを気にせずに自分のタイミングで器材をセットし潜ることができます。

ビーチとは言ってもエントリー口は岩場で、そこにコンクリートで出来たスロープがあります。
スロープがあるのでカメラを持ってのエントリーエキジットが非常に楽チンです。

エントリー口

ただし西風が吹くと荒れることもあるので海況や海のことは黄金崎ダイビングセンターの公式HPを随時チェックしてみて下さい。

広がる白い砂地

海の中は最初にゴロタ岩という大きな岩が転がるエリアがあり、その沖の水深8mくらいからは写真のような白い砂地が広がっています。

深度は最大でも20m弱、基本は16m以内で楽しめるのでダイブタイム長くじっくり撮影を楽しむことができます。

黄金崎の海は、この白い砂地に光が反射するため海の色が他のダイビングポイントとは違った優しい水色やうす緑色になることが多いです。

そしてこの砂地にマクロ生物が豊富に隠れている!

しげ

この海の色をどう写真に入れるかが黄金崎のダイビングの楽しみの1つ。

沖に沈むケーソン

砂地にはところどころ大きなケーソンが沈めてあり、このケーソンやロープにマクロ生物が豊富に付いてめちゃくちゃ面白いんです!

しかもこのケーソン同士がガイドロープですべて結ばれていて、ナビゲーションも非常にわかりやすいです。

黄金崎はバディダイビングも超おすすめ

ガイドロープの目標

しかもガイドロープにはルートまで指示してあります。これはやり過ぎな気もしますがめちゃくちゃ丁寧で助かる!

もちろんバディダイビング(ガイドを付けないダイビング)では自分のことは自分でできることが必要。残圧管理、コンパスを確実に使えることなどダイビングスキルは重要です。

でも初めてバディダイビングをするには穏やかで流れも少なく、そして生物を見つけやすい黄金崎の海はうってつけだと思います。

施設も快適な黄金崎ダイブセンター

黄金崎ダイブセンター

黄金崎ダイブセンターは施設も広々としていて開放的です。
雨が降っても屋内が充実しているので快適に過ごすことができます。

夏は冷房も効いているし、寒い時期はストーブが出ていてぬくぬくと。
セッティングスペースや器材洗い場、干場もたくさんありダイバーのことを考えられた設備です。

カメラ派にとってはひとグループに1テーブルは確保できるのでゆっくり屋内でカメラセッティング出来るのは本当に嬉しい。

※施設が広いのでソーシャルディスタンスも取れて安心してダイビングを楽しめますね。

生物情報なども詳しく教えてくれるし、初めての人にもオススメです。
もちろんガイドを頼むこともできますよ!

黄金崎ダイブセンター公式HP:https://arari.co.jp/

黄金崎のダイビングの魅力は豊富なマクロ生物

黄金崎のダイビング風景

黄金崎のダイビングで1番面白いのはやっぱり豊富なマクロ生物です。

穏やかな浅い海だからこそ生物をじっくり観察する。
自分で生物を見つけるには最高の環境なんです。

いつもより近くで、いつもより長く生物を観察すると、今までは気付けなかったかわいさにを知ることができるかもしれません。

伊豆のアイドル、カエルアンコウは幼魚のステージから大人まで!
時にはカエルアンコウモドキといった希少種まで登場します。

アオサハギ

少し奥の方にはソフトコーラルもたくさん出てくるので、ソフトコーラルを絡めて写真を撮ることも出来ます。

イソバナカクレエビやオルトマンワラエビなど甲殻類もソフトコーラルのエリアには多く見られます。

クダゴンベ

もちろんクダゴンベやニシキフウライウオといった伊豆のアイドル系も!
季節来遊魚はたくさんやってきては、居着いてくれるので観察しやすいです。

夏から秋にかけては多種多様な季節来遊魚が!

ゴマハギの幼魚
ゴマハギの幼魚
ルリホシスズメダイ幼魚
ルリホシスズメダイ幼魚

なんと奇跡的なかわいさのルリホシスズメダイまで流されてくることも!!

まさか伊豆でルリホシスズメダイの写真が撮れるなんて!

この可愛さは反則レベル。20分も粘って撮っちゃいました。

黄金崎の浅場はミヤコキセンやメガネスズメダイなど南方のスズメダイが出ることが多く最後の最後まで気を抜けないですね。

砂地がアツい

チンアナゴ

やっぱり黄金崎のダイビングで面白いのは砂地探索です。

目を凝らさないと本当に何もいないように見えてしまうのですが、じっくりみると本当に様々な生物が隠れていて面白いんですよ。

伊豆では激レアなチンアナゴも1年以上観察され、だいぶ寄れるようになってきました。

ホシテンス

砂地にはホシテンスやカレイ、ヨメゴチなど様々なマクロ生物がひっそりと。

ゆらゆらと揺れるホシテンスがめちゃくちゃカワイイ。

驚くと砂地に潜ってしまうのでじっくりと近寄りたい!

オオウミウマ

他にも砂地に広がるロープに着くタツの仲間たち!

今回はオオウミウマでしたがサンゴタツなど様々なタツが付きます。

立派なハナタツが16mにある沖のケーソン周りではよく見ることができました!

しげ

僕も初めて自分でハナタツを見つけたのは黄金崎で、すごい嬉しかったのを覚えています。

春先から夏にかけてはガイドロープに海藻がたくさん付き、その周りにはタツノイトコやコノハガニが大量にいるのも良いですね。

カミソリウオ

他にはロープに擬態するカミソリウオも!

砂地が広がる黄金崎の海ではガイドロープやちょっとした岩などが生物の拠り所、隠れ家になっているんですね!

マダイの大ちゃんも忘れちゃいけない人気者

マダイ

マクロではないですが黄金崎のダイビングといったらマダイのダイちゃんも忘れないであげてくださいね。

エントリー場所で僕らダイバーが来るのをいつも待っています。

僕らのフィンキックで舞い上がったエビ・カニを狙ってダイバーのあとを付いてきます。

人懐っこい姿がホントにかわいいのでぜひご覧あれ!

ハゼの種類がとにかく多い

ハチマキネジリンボウ

砂地が多いということは……

黄金崎のダイビングでは様々な共生ハゼを観察することができます!

写真も伊豆ではちょっとめずらしいハチマキダテハゼ。
目を通る茶色い線がハチマキのようなのでこの和名になったそうです。

そしてとにかく普通種と言われる共生ハゼがとにかく多い。

オニハゼ

オニハゼにしてはキレイめな個体がいたり、

ダテハゼ

ダテハゼやミナミダテハゼなんかはそこら中に!!

場所によっては着底する場所がないんじゃないかと思うほど多くのハゼが住んでいる場所もあります。

ダテハゼ正面

そして、めちゃくちゃ寄れる!

なぜか黄金崎のハゼたちは他のポイントと違って結構近寄ってもなかなか引っ込まないんです。

特に水温が高い時期がいいですね。

しげ

いろんな構図が楽しめるのでカメラが好きな人はたまらなく楽しいと思います。

テッポウエビ

また共生ハゼはテッポウエビと一緒に生息しています。
エビとハゼの関係性を観察するにももってこいですね。

ハゼとエビの共生

テッポウエビとハゼは共生関係にあります。
ハゼの隠れる巣穴はテッポウエビが潜って掘り作ります。
それに対してハゼは視力のないエビが外的に食べられないように見張り役を努めます。

よく観察すると僕らダイバーが近づくと、ハゼがテッポウエビにこれ以上出てくるなよと尻尾を振って合図を送っています。

カスリハゼ

少し泥っぽい場所を好むカスリハゼもいました!

背中の青い模様がワンポイントのオシャレなやつです。

この子は臆病でいくらハゼに寄りやすい黄金崎とはいえ苦戦させられました。

それでも黄金崎は全体的に深度が浅いのでじっくり粘っても大丈夫なんです。この子も14mくらいにいました。

オトメハゼ

他にもオトメハゼがせっせと巣穴を作っていたり

アカハチハゼ

アカハチハゼのペアがイチャイチャと泳ぎ回っていたり、

クロイトハゼ

地味だけど、なんとなく見ると目についてしまうクロイトハゼもたくさんいました!

クロイトハゼは産卵シーズンになると大きな山のような巣穴を作ることでも有名で、せっせと石を運んでいる姿はなんとも愛おしいです。

ハタタテハゼ

いつもいるわけではないですが、今回はハタタテハゼも見ることができました!

沖縄では普通に見れる魚ですが伊豆だと秋口のレア生物!

伊豆らしく背景は緑抜きで。

とにかく黄金崎のハゼは種類も量も豊富です。
しかも寄れる!

フィッシュウォッチングをするには最適な場所ですね。

黄金崎といえばネジリンボウ!

ネジリンボウ

黄金崎はやっぱりネジリンボウでしょう!

伊豆半島ではアイドルとして紹介されることの多い魚ですが黄金崎ではオールシーズン、秋には普通種のようにたくさん観察することができます!

こんなにネジリンボウが見れる場所って実は珍しいかも

同属のヒレナガネジリンボウは沖縄や海外など熱帯地域にも生息しますがネジリンボウって温帯域にしかいないんですね。

だから本州から鹿児島までは多いですが沖縄からは個体数が減ってしまう。

ネジリンボウ正面

やっぱり黄金崎のネジリンボウはめちゃくちゃ寄れる!

ネジリンボウ

真上から背後からと様々な角度からアプローチできちゃいます!

ネジリンボウで遊べるってどれだけ贅沢なんでしょう。

ネジリンボウ

もちろんヒレナガネジリンボウもいます!

ネジリンボウよりもピンと旗みたいに伸びた背びれがカワイイですね!

頭だけが黄色いのがネジリンボウの仲間の特徴でホントに愛くるしいですよね。

ずっと見てられる。

黄金崎ホール

黄金崎ホール

実は黄金崎にも地形ポイントもあるんです!

ちょっと遠いですが水深5mを移動すること10分、頑張って泳いだ先にあるのが…

黄金崎ホールに差し込む光

黄金崎ホールです!

意外とちゃんとした地形ポイントになっています。

マクロの写真を撮りたいフォト派ダイバーにはあまり興味ないかもしれませんが、初心者や地形を行ったことない人にはすごく魅力的だと思います。

ビーチからいける地形は少なく貴重ですね!

天井

上はホールになっていて顔を出すことができます。

よくグループで潜りに来た人はここで記念写真などを撮っています!

しーーんとした静かな空間に聞こえるのは波の海が動く音だけで心落ち着空間です。

アフターダイビングは馬ロックで夕日を!

馬ロック

ぜひダイビング後は黄金崎ダイブセンターの裏側にある馬ロックという馬の顔をした断崖絶壁を見に行ってみてください!

この馬ロックは静岡県の天然記念物にも指定されていてダイバーだけでなく多くの観光客が訪れます。

黄金崎はダイビングをしたついでにこんな美しい景色も見て帰れるのがすごく良いですね。

西伊豆の夕陽は本当に美しいのでぜひ見て欲しい。

おわりに

ヒレナガネジリンボウ

黄金崎のダイビングの魅力はやっぱり豊富なマクロ生物です。

僕が訪れたのは秋だったので南方種が多くいましたが冬は冬でウミウシが多かったりとオールシーズン楽しめます。

またこんなに穏やかで深度も最大で18mと比較的浅めで写真を撮る人には本当に最高の環境が整っています。

僕もいろいろカメラで遊びたい時は黄金崎にやってきて穏やかな環境で試しています。

個人的に伊豆半島でカメラの練習をするには1番良い環境なんではないかと思っています。

ぜひ気になった方は黄金崎にダイビング行ってみてくださいね!

協力:黄金崎ダイビングセンター

 

黄金崎周辺のダイビングポイント

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黄金崎の魅力をYouTubeでも公開中!!

写真だけでは伝えきれなく、文章だけでは伝わらない。
そんな海のリズムやざわめきを伝えたくて映像でも黄金崎の魅力を発信しています!
良かったら合わせてみてください!!

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